オールプラスチック製。錆びることがなく、経年変化もしにくいため、圧倒的に長持ちします
FORM
HISTORY
ENVIRONMENT
FUNCTION
MATERIAL
約1億3千万本。
これは国内で一年間に消費している傘の数です。
中でも、日本独自のプロダクトであり最も広く普及しているビニール傘は、毎年6千万本以上が廃棄されています。
ビニール傘は、コンビニなど様々な場所で手に入りやすい利便性がある一方、劣化や破損がしやすいため、安易に使い捨てられていくことが少なくありません。また、金属とプラスチックという異なる素材で作られていることで分別がしにくく、補修をして再び使用できないことも課題です。
しかし、もしこれらの課題が解決できたとしたら、ビニール傘は非常に理にかなったプロダクトなのではないでしょうか。
その理由は、視認性の高さ。
歩きながら使う傘において、周りが見えやすく安全であることは、最も重要な機能であるといえます。
「THE」と呼べる傘は、透明で周りが見えやすく安全であること。
つまり、捨てずに長く使い続けることができれば、ビニール傘こそが「THE 傘」であると考えました。
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株式会社サエラが作るオールプラスチック製の傘は、まさにその課題を解決した製品。
THE UMBRELLAは、プロダクトデザイナー柴田文江氏によってデザインされたサエラ製品とのコラボレーションによって生まれました。
生地を支える骨は繊維強化プラスチック(FRP)製で、グラスファイバーとも呼ばれるこの素材は、一般のプラスチックよりも非常に高い弾力性を持っています。
細かく切断したガラス繊維をプラスチックと均一に混ぜ込むことで、強度を向上させ、ある程度曲がっても折れずに元に戻ります。一般に、傘がさせない風の強さといわれる風速15m/sでの耐久性試験をクリアしています。※
傘全体を支える中心の骨や持ち手も全てがプラスチック製。水に濡れても錆びることがなく、経年変化もしにくいため、圧倒的に長持ちします。
長く使い続ける傘において、次に課題となるのは生地の破損です。
THE UMBRELLAは先端にある石突を手で回して取り外すことで、誰でも簡単に生地の交換が可能です。
生地が汚れたり、破けたり、経年により劣化しても、骨組みが壊れなければずっと使い続けることができる上に、廃棄の量と頻度を減らし、環境への影響も最小限に止めることができます。
透明で視認性が高く、交換できる生地。
錆びによる劣化もなく、強靭で折れにくい骨組み。
THE UMBRELLAは、捨てずにずっと使い続けていける傘です。
全長84cm(親骨の長さ65cm)
※風速機を使った傘の骨の強度および反り返り強度の測定試験に基づいています。
【取扱いの注意】
THE UMBRELLA RIFILLはTHE UMBRELLA専用の生地です。 他の製品には使用できません / 破損の恐れがありますので生地を無理に引っ張らないでください / 紛失防止のため、 張り替え後は先端のキャップをしっかりと締めてください / 生地を要り替える際は必ず幸を閉じた状態で行なってください。 開いた状態では生地を外すことは出来ません / 傘の骨の一部には、 弾力性を持たせるためグラスファイバーを使用しています。 まれに表面が傷つくとガラス繊維が皮膚に付き一時的にかゆみや痛みを伴う事があります。 また、 その他のケガを防ぐためにも必ず手袋をもして生地を張り替えてください。 / お子さまには張り替え作業をさせず保護者の方が行なってください。 / 使い終えた生地は、できる限りリサイクル可能な廃棄方法をご検討ください。
THE公式ハッシュタグ:#THE_UMBRELLA
THE公式ハッシュタグリスト(公式note):THE公式ハッシュタグリストができました
note記事 1 : まずは長く使うこと。現状の"最適"なエコロジー Umbrella #1
note記事 2 : 風に強く、環境に優しい。THE UMBRELLA の張り替え方法
BRAND: THE